ロハスの野手登板で生まれた光景

　米大リーグ・ドジャースは12日（日本時間13日）、本拠地カブス戦で0-16の大敗を喫した。0-11の8回途中でミゲル・ロハス内野手が登板。山本由伸ら味方投手陣のモノマネを披露し、大敗ムードながら本拠地を盛り上げた。ベンチも笑顔を見せた場面に対し、日本のファンは「日本なら大炎上」と驚いている。

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　劣勢の暗い雰囲気を吹き飛ばすモノマネ劇場だった。0-11の8回無死走者なし、ロハスが4番手でマウンドへ。山本に借りたグラブをつけ、そっくりのフォームで投げ込んだ。ベンチの山本らナインも笑顔。客席も気づき、笑いや歓声が巻き起こっていた。以降も若手右腕ナック、大投手カーショー、佐々木朗希も披露。2回7安打1死球で5失点だったが、見せ場をつくって盛り上げた。

　和気あいあいとした雰囲気が流れたが、見慣れない日本人ファンは驚き。X上で「楽しそうでいいね」「こういう雰囲気好き」「これって日本じゃ考えられないよ」「日本プロ野球でこんなことしたら大炎上だろう」「日本なら炎上待ったなしだが、あちらならユーモアとして受け入れられるのか興味ある」「日本なら怒られるだろ」「負けても観客を楽しませる姿勢は賞賛できる」と話題となっている。

　先発した佐々木は5回81球で降板し、4安打3奪三振2四球で1失点でメジャー初黒星。大谷翔平投手は3打数1安打1盗塁だった。