フリーマン父が孫にポーズ指南

　米大リーグのドジャースは11日（日本時間12日）、主砲フレディ・フリーマン内野手が負傷者リスト（IL）から復帰した。試合前には、フリーマンの父と息子、3世代がグラウンドに揃う場面が。祖父が孫に“伝説の名場面”を伝え、米ファンから「とても心温まる！」と感激のコメントが並んだ。

　ドジャースタジアムのバッターボックスに立ち、右手でバットを高々と掲げた少年にスタンドが沸いた。

　フリーマンの次男ブランドンくんがマネしているのは、父が昨季ワールドシリーズ第1戦で逆転サヨナラ満塁弾を放った場面だ。隣に立った年配の男性はフリーマンの父。孫に伝説の名場面をレクチャーしている。

　この場面の画像をドジャースの公式Xが「フレディのお父さんがブランドンに、父親のサヨナラ満塁ホームランのポーズのやり方を教えている」として公開した。

　米ファンから感動した様子の声が集まっている。

「プライスレス」
「本当にかわいい」
「この投稿の全てが大好き」
「これはとても素敵だわ」
「とても心温まる！　野球を通してこんな絆が生まれるのは素晴らしいこと」
「フレディのお父さんが伝統を引き継ぎ、ブランドンがそれを全部吸収する。あのサヨナラのポーズは象徴的だわ！」

　フリーマンは3月に東京ドームで行われたカブスとの開幕2連戦を、左肋骨の違和感のため欠場。帰国してからのタイガース戦3試合には出場したものの右足首を痛め、3日（同4日）に10日間のIL入りしていた。