レンジャーズ戦で話題に

　米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手の背後に映った“カップル”が地元シカゴを中心に話題だ。9日（日本時間10日）、本拠地レンジャーズ戦での行動が地元放送局に注目され、ラジオ局で2人がその真相を語るほどの出来事に。目撃した米ファンからは「完璧なデートだ」と羨望の眼差しが向けられている。

　ヘルメットを被り、バットを構えた鈴木の背後。観客席にいた男女が微笑ましい光景を見せていた。女性がホットドッグの端を咥えると、隣の男性に差し出す。一瞬ためらった男性も観念したかのように反対側からかじりついていた。

　米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の試合後番組でも話題になり、ホストのコール・ライト氏は「男友達にはこれからしばらくイジられるでしょうね」と笑っていた。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」公式Xも実際の画像を公開。表示回数150万を超える大反響となり、米ファンからコメントが集まっていた。

「完璧なデートだ」
「理想のカップルだ」
「笑った」
「嫉妬しちゃうよ」
「俺の夢だ」
「この男を祝福するけど、同時に羨ましくも思うな」
「これ、ちょっと可愛いね」

　話題になったカップルは試合後、同州地元ラジオ局「670ザ・スコア」の番組「スピーゲル＆ホームズ」に2人で出演。番組ホストたちに対して、「知り合いじゃなかった」と驚きの事実を告白した。当日初めて会ったそうで、女性は「家にいる私のボーイフレンドはカンカンでしょうね」「ただのフレンドリーなホットドッグの分け合いよ」と笑いながら“釈明”していた。