恒例マスターズ夕食会が今年も開催

　米男子ゴルフの祭典・マスターズが現地時間10日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCで開幕する。8日（日本時間9日）には、歴代優勝者が集う恒例の夕食会「チャンピオンズ・ディナー」も開催された。その中で出席者に提供された激レアな一品を米ファンが発見。「気軽に開けるなんて…」といった反響が寄せられている。

　厳かな雰囲気の中で貴重な時間を楽しんだ。「MEMBERS/CHAMPIONS　ONLY」と掲げられた部屋で進められたチャンピオンズ・ディナーの準備。テーブルに皿やフォークなどが並べられる一方、グリーンジャケットに身を包んだ歴代の優勝者たちに提供される料理やドリンク類も用意された。その中には、激レアとされる米国産ウイスキー「ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーブ・ライ」も見られた。

「ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーブ・ライ」はメーカー希望小売価格が200ドル（約2万9000円）ほどにもかかわらず、流通量の少なさにより、マーケットでは10倍以上の高値で取引されることが多い貴重な逸品だ。

　動画をXに公開したマスターズ公式Xは「チャンピオンズ・ディナーに向けた完璧な準備」とつづって紹介。米ファンからは「気軽にヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーブ・ライを開けるなんて…」「ウイスキーのセレクションが一流だ」「いいウイスキー開けてるな」「ヴァン・ウィンクル・ファミリー・リザーブ・ライを見たか!?」「パピー・ヴァン・ウィンクルじゃないか」といった声が上がっている。

　前年王者がホスト役を務め、メニューも考案する夕食会。前年大会を制したスコッティ・シェフラーが今年考案したメニューの内容は、ミニチーズバーガー、ミートボールとラビオリなどの前菜に加え、メインはリブロースのステーキか、黒く焼いたレッドフィッシュが選べるようになっていた。