今永昇太が見舞われた「1/30」の悲運 「文句なしのエース」も…本拠地の“風”地元局も落胆
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は9日(日本時間10日)、本拠地レンジャーズ戦で5回を投げ、2本の被弾を含む7安打5失点。今季初黒星を喫した。初回に浴びた本塁打は狭い本拠地以外の球場では本塁打にならない飛距離のもの。シカゴ特有の風にも翻弄され、悲運ともいえる投球内容に地元局も「決して楽な日ではなかった」と落胆している。

本拠地レンジャーズ戦
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は9日(日本時間10日)、本拠地レンジャーズ戦で5回を投げ、2本の被弾を含む7安打5失点。今季初黒星を喫した。初回に浴びた本塁打は狭い本拠地以外の球場では本塁打にならない飛距離のもの。シカゴ特有の風にも翻弄され、悲運ともいえる投球内容に地元局も「決して楽な日ではなかった」と落胆している。
初回1死から、二番のシーガーに投じた直球はやや真ん中に入り、左中間へと運ばれた。左翼手が追うが届かず、わずかにフェンスを越える先制ソロを被弾。その後は4回まで0を並べたものの、5回無死一塁からハイムに右中間席への本塁打を許すなど、今季ワーストの5失点を喫した。
米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」は、「レンジャーズとの連戦最終戦での2-6敗戦で学んだこと」という見出しで記事を掲載。「ジャスティン・スティールが負傷者リスト入りした今、ショウタ・イマナガが疑いようのないカブスのエースであることは明らかだ」とした上で、「しかし水曜日はイマナガにとって決して楽な日ではなかった。風がレフト方向に吹き、レンジャーズはそれを上手く利用した」と振り返っている。
特に初回の被弾について言及。「コーリー・シーガーが初回に放った打球速度100マイル(約161キロ)の本塁打は、左翼席にはギリギリ届かないものだった。スタットキャストによると、この打球が本塁打になるのは30球場で唯一リグレー・フィールドだけだった」と、今永の投球を伝えている。
(THE ANSWER編集部)
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