もう驚かない「たった378…大谷にしては平凡だ」 米実況席が示したまさかの反応「いつものだ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発し、今季4号2ランを放った。打球速度101.9マイル(約163.9キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)の一撃。快音を響かせたが、米メディアは意外な反応を示していた。

ナショナルズ戦で今季4号アーチ
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発し、今季4号2ランを放った。打球速度101.9マイル(約163.9キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)の一撃。快音を響かせたが、米メディアは意外な反応を示していた。
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0-2で迎えた3回2死一塁の第2打席。打球速度101.9マイル(約163.9キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)の打球は右翼への同点2ランとなった。3日のブレーブス戦で放ったサヨナラ本塁打以来、4試合ぶりのアーチに対し、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で試合解説を務めたエリック・キャロス氏は「たったの378フィート。大谷にしては平凡ですね」と伝えた。
大谷といえば豪快なアーチ。140メートルを超える特大の一発や、打球速度190キロに迫る驚異的な打球を放つこともある中、この日のホームランは“やや控えめ”に映ったのかもしれない。
敵地実況席も淡々としていた。米メリーランド州地元局「MASN」の実況を務めたボブ・カーペンター氏は「打球が右へ……オオタニが試合を同点にした。今季4号で、これは彼がソロ以外で打った初めての本塁打だ」と紹介。解説のケビン・フランドセン氏は「このような選手に対してド真ん中の投球は、うまくいかないだろう」と、そのテンションはやや落ち着いた印象だった。
米紙「ワシントン・ポスト」でナショナルズ番を務めるスペンサー・ヌスバウム記者もXで「いつものショウヘイ・オオタニのホームラン」と、当然だと言わんばかりに速報。大谷は4打数3安打2打点と、4-6の敗戦を喫したチームで輝きを放ったが、普通の本塁打にもはや驚きはないのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)
