ベッツが抱えた後悔「自己中心的だった」 かつて拒否も…「政治的立場ではない」トランプ訪問へ
米大リーグのドジャースは、7日(日本時間8日)にホワイトハウスを表敬訪問する。ムーキー・ベッツ内野手はレッドソックス時代、参加を辞退した経緯があったが、米メディアは表敬訪問を決断した背景を選手本人のコメントとともに伝えた。

ドジャースがホワイトハウスを表敬訪問へ
米大リーグのドジャースは、7日(日本時間8日)にホワイトハウスを表敬訪問する。ムーキー・ベッツ内野手はレッドソックス時代、参加を辞退した経緯があったが、米メディアは表敬訪問を決断した背景を選手本人のコメントとともに伝えた。
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ドジャースのホワイトハウス訪問は、昨年のワールドシリーズ制覇を受けてのもの。ドナルド・トランプ大統領から招待を受け、大谷翔平投手らをはじめ、主力選手たちが参加する予定だ。ベッツはレッドソックス在籍時の2018年にも世界一を経験。翌年、トランプ第一次政権時の表敬訪問を辞退した経緯がある。
ドジャースの一員としてホワイトハウス訪問を決意した背景に関して、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は本人コメントとともに紹介。「昨年のプレーオフでは、この仲間たちが私を支えてくれて、本当に助かった」と感謝の思いを明かし「仲間たちと一緒に訪れて、この成果を祝う必要がある」と語っている。
さらに6年前の2019年、レッドソックス時代に表敬訪問を拒否した一件にも言及。「アメリカで黒人としてこのような状況にいるのは、つらいことだ」と複雑な胸中を告白し、「これ(表敬訪問)は私個人のことではない。これはドジャースに関することだ……。私があの時、彼ら(レッドソックス)のためにそこにいなかったのは、とても自己中心的だった」と後悔もにじませた。
ベッツは「政治的な立場ではない」と改めて強調。「私が何を言っても、何をしたとしても、人々はそれを政治的だと受け取るだろうが、それは間違いなくそうではない。これはドジャースが昨年達成した成果だ」と訴えた。
(THE ANSWER編集部)
