35歳ルーキー菅野智之、米国で「非現実的な動き」と驚かれた1球 米分析家は「えげつない」と脚光
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は5日(日本時間6日)、敵地ロイヤルズ戦に先発し、6回途中5安打1失点、4奪三振の好投。8-1の勝利に貢献し、メジャー初勝利を挙げた。米メディアは鋭い変化球に注目。21年ホームラン王も仕留め、「これ以上ない」「えげつない」と称賛した。

菅野がロイヤルズ戦で初勝利
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は5日(日本時間6日)、敵地ロイヤルズ戦に先発し、6回途中5安打1失点、4奪三振の好投。8-1の勝利に貢献し、メジャー初勝利を挙げた。米メディアは鋭い変化球に注目。21年ホームラン王も仕留め、「これ以上ない」「えげつない」と称賛した。
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35歳で海を渡った菅野。21年本塁打王も抑えて嬉しい初勝利だ。4回1死で迎えたサルバドール・ペレスを追い込んでからの4球目、外角低めにキレのあるスイーパーを投げ込み空振り三振。抜群の制球力が光った。
X上では地元紙「ボルチモア・サン」のレポーター、ジェイコブ・メイヤー氏が「トモユキ・スガノがサルバドール・ペレスを空振り三振に打ち取ったこのスイーパーは、これ以上ない位置だった」とこの投球を絶賛した。他にも「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、低めへのスプリットで空振りを奪うシーンを動画で投稿し「えげつない」と注目していた。
米ファンからも「スガノのスプリッターは、時速85マイルでえげつないし、非現実的な動きをしてる」「この男はすごいな!!!!」「私たちに必要なエースだ」「スガノの昨日の試合は最高だった」「すごすぎる」といった感嘆の声が相次ぎ、期待の眼差しが向けられた。
菅野は海外FAで巨人からオリオールズに加入。メジャー初登板だったブルージェイズ戦(3月30日)は、両手のけいれんによるアクシデントで4回までで緊急降板。敗戦投手となったが、2度目の登板で嬉しい初勝利となった。
(THE ANSWER編集部)