自動車レースのF1は6日、第3戦日本グランプリ（GP）の決勝を三重県の鈴鹿サーキットで行い、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）の今季初優勝で幕を閉じた。この中では、2位でチェッカーを受けたランド・ノリス（マクラーレン）とあわや接触という場面が。レース後、危険な場面を並んで振り返った2人が飛ばすジョークに、海外のファンも爆笑している。

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　22周目だった。予選でポールポジションを奪ったフェルスタッペンと、2番手のノリスがともにピットイン。作業完了後リスタートするタイミングがぶつかり、ピットレーンの出口であわや接触かというほど双方のマシンが接近。外側を走っていたノリスが縁石を越えて芝生に押し出される形となった。

　レース後、2人はモニターを前に並んでこの場面を振り返った。フェルスタッペンが「かなり高価な芝刈り機だな」とジョークを飛ばし、笑いが起きた場面をF1公式Xが「マックスとランドが、危険なピットレーンからの出発で笑い合った」と題して公開。海外のファンからはつられて笑ってしまったかのようなコメントが並んだ。

「これはまさにレースのハイライトだ」
「これはレース全体で唯一の興奮した瞬間だった」
「そうだ、彼は芝生の手入れをしたかったんだ」
「これは良いジョークだ（笑）」
「フェルスタッペン、その通りだ」
「ああ、マックス、決して嫌いになれない」
「アハハハハハ、ああ、笑っちゃったよ（笑）」

　3戦を終え、ドライバーズランキングでは首位のノリスが62ポイント、2位のフェルスタッペンが61ポイントと差はわずかに「1」。つばぜり合いが当分続きそうだ。