[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

フォーエバーヤングまさかの3着も…ソウルラッシュ&ダノンデサイルが国際G1制覇! UAEダービーは日本勢4連覇の偉業達成

競馬のドバイ国際競走が現地5日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、メインのG1ドバイワールドカップ(ダート2000メートル)で1番人気に推された日本馬フォーエバーヤング(牡4、矢作)は3着に敗れ、2月のサウジカップに続くG1連勝はならなかった。一方、G1ドバイターフ(芝1800メートル)ではソウルラッシュ(牡7・池江)が香港最強馬・ロマンチックウォリアーを撃破する大金星。G1ドバイシーマクラシック(芝2410メートル)でもダノンデサイル(牡4・安田)が欧州の強豪馬に完勝し、芝レースにおける日本馬のレベルの高さを見せつけた。

ドバイSCで優勝したダノンデサイル(左)とドバイターフで優勝したソウルラッシュ【写真:ロイター】
ドバイSCで優勝したダノンデサイル(左)とドバイターフで優勝したソウルラッシュ【写真:ロイター】

ドバイ国際競走

 競馬のドバイ国際競走が現地5日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われ、メインのG1ドバイワールドカップ(ダート2000メートル)で1番人気に推された日本馬フォーエバーヤング(牡4・矢作)は3着に敗れ、2月のサウジカップに続くG1連勝はならなかった。一方、G1ドバイターフ(芝1800メートル)ではソウルラッシュ(牡7・池江)が香港最強馬・ロマンチックウォリアーを撃破する大金星。G1ドバイシーマクラシック(芝2410メートル)でもダノンデサイル(牡4・安田)が欧州の強豪馬に完勝し、芝レースにおける日本馬のレベルの高さを見せつけた。

【特集】解消された「チートデー」の不安 常に減量と向き合う柔道・角田夏実、体に送る「大丈夫」のサイン

 フォーエバーヤングと陣営にとっては苦しい一戦だった。スタート直後は2番手につけたが、その後は前に馬を行かせ、外から見る形で進めた。3コーナー過ぎから鞍上の坂井瑠星騎手が手綱を動かしたが、いつもの伸びは見られず。なんとか3着まで追い上げるも、内から抜け出したヒットショーには及ばなかった。レース後の矢作芳人調教師は「ちょっとアウェーの洗礼受けたので…。酷い仕打ちを受けたので馬はイレ込んでました」などと調整面での難しさがあったことを明かした。

 その前に行われた芝の2レースは日本馬が実力を発揮した。ドバイターフでは武豊騎乗のメイショウタバルが逃げ、2番手にロマンチックウォリアー、ブレイディヴェーグがつける形。最後の直線はロマンチックウォリアーが抜け出したが、真後ろでマークしていたソウルラッシュが追い込み、ゴール寸前で外から捉えた。ほぼ並んでの入線となったが、長い写真判定の結果、ソウルラッシュが1着。G1・10勝を誇る最強馬をわずかに捉えた。

 2023年にはイクイノックスが圧勝したドバイシーマクラシックではダノンデサイルが快勝。昨年の覇者レベルスロマンスの逃げを直線でとらえると、追い込んできた英チャンピオンSの2着馬、カランダガンの追い込みも封じて、日本ダービー馬の貫禄を示した。3着にもドゥレッツァが入り、芝中距離における日本馬の力を見せつけた。

 G1ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200メートル)には日本馬3頭が出走したが、直線追い込んで4着のクロジシジョーが最上位。G1アルクオーツスプリント(芝直線1200メートル)では逃げたウインカーネリアンがゴール前で惜しくもかわされて2着。G2UAEダービー(ダート1900メートル)ではアドマイヤデイトナが直線競り勝って、22年から日本調教馬は4連覇の偉業を達成した。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
CW-X
MLB
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集