応援グッズを手作りするのは日本独特？

　自動車レースのF1は、第3戦日本グランプリ（GP）が4日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕した。毎年世界の注目を集めるのが、日本のファンが手作りする独創的な応援グッズだ。海外のファンから「世界で最もクリエイティブなファンだ」「本当に最高のファン」と賛辞が相次いでいる。

　日本ならではの光景だ。鈴鹿に押し寄せたファンの中には、手作りのグッズでドライバーを応援する人が多くいる。ドライバーの個性を表すヘルメットを自作して掲げたり、似顔絵を描いた応援うちわを自作したり。海外のファンから見ると何とも不思議なようで、F1の公式Xが「ここ日本のファンたちが大好きだ」と題して公開した鈴鹿での風景には、次々とコメントが寄せられている。

「日本のファンはいつも、その雰囲気、情熱、創造性、そしてワイルドなヘルメットを持ちこんでくれる。間違いなくカレンダー上で最高の観客がいるイベントの1つ」
「本当に最高のファンだ。不愉快なことは聞いたことがない」
「世界で最もクリエイティブなファンだ」
「これぞ最高」
「エネルギッシュだ」
「日本はいつも愛を示している」
「本当に彼らは素晴らしい」

　決勝は6日午後2時スタート。ファンの熱気も高まり、どんなレースが繰り広げられるか。