大谷翔平も“被害”に…177キロ特大爆速打が急失速 米記者驚き「ただごとではない」
米大リーグのドジャースは4日(日本時間5日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズ戦に臨んだ。吹き荒れる強風のため、大谷の爆速打が急失速しアウトになるという珍場面があり、米国の記者も「ただごとではない」と驚いている。

中堅に高々と打ち上げた打球が…戻ってくる?
米大リーグのドジャースは4日(日本時間5日)、敵地フィラデルフィアでフィリーズ戦に臨んだ。吹き荒れる強風のため、大谷の爆速打が急失速しアウトになるという珍場面があり、米国の記者も「ただごとではない」と驚いている。
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「1番・DH」で先発した大谷は3回、2死無走者で2度目の打席に立った。左腕ルサルドの初球、真ん中付近への97マイル(約156キロ)の速球をとらえ中堅方向へ高々と打ち上げたものの、上空を吹き荒れる強風に戻され、中堅手のマーシュのグラブにスッポリ。一塁ベースを回った大谷も不思議そうな表情を見せている。
この打球は、大リーグのデータサイト「Baseball Savant」によると、打球速度110.1マイル(約177.2キロ)、打球角度32度で、予測打率は実に9割6分だった。
米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者は自身のXに「今夜のCBP(シチズンズ・バンク・パーク)の中堅の風はただごとではない。ショウヘイ・オオタニが時速110マイル、角度32度の打球を放った…が、それは(ウォーニング)トラックの前で死んだ」と、驚きをつづっている。
(THE ANSWER編集部)