今永昇太、快投後にまた米報道陣を笑わせる 1年越しの“発言撤回”「大きな間違いと気づいた」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたパドレス戦に先発登板。7回1/3を投げて4安打1失点、無四球4奪三振の快投で今季2勝目をマークした。開幕から7連勝中だったパドレスを止める投球で、今季は防御率0.98。降板時は地元シカゴのファンがスタンディングオベーションで称えた。試合後の会見では、声援に関するジョークを飛ばし、米報道陣を笑わせた。

今永が今季2勝目
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたパドレス戦に先発登板。7回1/3を投げて4安打1失点、無四球4奪三振の快投で今季2勝目をマークした。開幕から7連勝中だったパドレスを止める投球で、今季は防御率0.98。降板時は地元シカゴのファンがスタンディングオベーションで称えた。試合後の会見では、声援に関するジョークを飛ばし、米報道陣を笑わせた。
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今永は初回、2回と3者凡退に抑える上々の立ち上がりも、1点リードの3回2死からマルドナドにソロを被弾。同点に追いつかれたが、その後は得点を許さなかった。5回には1死三塁のピンチを迎えたが内野ゴロ2つで切り抜け、7回は高めのボールで2奪三振。8回1死で球数が91球となり降板した。
リグレー・フィールドのファンは快投した今永に総立ちで拍手を送り、地元実況席も「センセーショナル」と投球を称えていた。カブスは3-1で勝利。今永は今季2勝目(0敗)となり、パドレスは開幕から続けてきた連勝が「7」で止まった。
米イリノイ州地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」のYouTubeチャンネルは試合後の会見映像を公開。降板時の歓声について問われると、今永は「以前、この歓声をアラームにすることができたらきっと寝起きもいいんじゃないか、という話をここでさせてもらったことがあるが、それは大きな間違いだなと今日気づいた」と切り出した。
続けて「きっとこの大歓声をアラームにしてしまったら、ずっと聞いていたいから多分僕は球場に遅刻してくるかなと思います」と理由を説明。通訳を介してユーモラスな回答を聞いた米報道陣からは笑いが起こった。今永は昨年5月7日(同8日)の本拠地パドレス戦後の会見で「最近寝起きが悪いので、あの歓声をアラームにしたらすっきり起きられるかなと思います」と発言。1年越しに“撤回”した形だ。
昨年はメジャー移籍1年目で15勝をマークするなど、カブスの投手陣を牽引した今永。今季も東京で行われたドジャースとの開幕戦で4回無失点の好投を披露するなど、ここまで3登板で防御率0.98と好成績を残している。
(THE ANSWER編集部)