大谷翔平の劇的弾が生んだ38秒の沈黙 敵地実況席は悲痛「どん底だ」「胸の張り裂ける瞬間」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の本拠地ブレーブス戦に「1番・DH」で出場。同点で迎えた9回の第5打席で今季3号本塁打を放ち、6-5のサヨナラ勝利の立役者になった。大量リードからの大逆転負けという展開に、敵地実況席は沈黙。「傷心ブレーブスはどん底だ」「胸の張り裂ける瞬間」などやるせない言葉を並べた。

本拠地ブレーブス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の本拠地ブレーブス戦に「1番・DH」で出場。同点で迎えた9回の第5打席で今季3号本塁打を放ち、6-5のサヨナラ勝利の立役者になった。大量リードからの大逆転負けという展開に、敵地実況席は沈黙。「傷心ブレーブスはどん底だ」「胸の張り裂ける瞬間」などやるせない言葉を並べた。
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勝負強さを見せつけた。5-5で迎えた9回、1死走者なしの場面で大谷はブレーブス守護神イグレシアスの初球を振り抜いた。中堅左に飛んだ大飛球はそのままフェンスオーバー。打球速度102.5マイル(約165キロ)、飛距離399フィート(約122メートル)のサヨナラ弾に、ドジャースタジアムは興奮のるつぼとなった。
一方、ドジャース先発左腕スネルを攻略し、2回までに5得点していたブレーブスにとっては悪夢の瞬間。米ジョージア州地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・サウス」の中継では実況のブランドン・ゴーダン氏が「センターへの打球。ハリスが下がる。フェンス際で……傷心ブレーブスはどん底だ。オオタニとドジャースが本塁打でサヨナラ勝ちしました」と伝えると、実況席は何と38秒間も言葉を発しなかった。
長い沈黙の後、かつてソフトバンクでもプレーした解説のクリストファー・ニコースキー氏は「これは胸の張り裂ける瞬間。イグレシアスの初球チェンジアップを自身のボブルヘッド・ナイトでオオタニが仕留めた」と語った。ゴーダン氏は「この試合の最後の6得点はドジャースが記録し、最後の一撃はMVP3度のショウヘイ・オオタニでした」と伝えた。
(THE ANSWER編集部)
