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“魚雷バット”の3年前…ド軍ベッツは「芯」を上へずらしていたとコーチが証言「彼を助けた」

米大リーグを席巻している“魚雷バット”。開幕7連勝でナ・リーグ首位を走るドジャースの打撃コーチは、米メディアの取材に対し、過去にムーキー・ベッツ内野手が使用していたバットについて語りながら、私見を交えて振り返っている。

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

MLBを席巻する魚雷バット

 米大リーグを席巻している“魚雷バット”。開幕7連勝でナ・リーグ首位を走るドジャースの打撃コーチは、米メディアの取材に対し、過去にムーキー・ベッツ内野手が使用していたバットについて語りながら、私見を交えて振り返っている。

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 開幕から4試合で18本塁打と大リーグ新記録を樹立したヤンキース。ゴールドシュミットやボルピ、チザムJr.ら複数の打者が使用し、記録達成に一役買ったのが「トルピード(魚雷)バット」だ。芯の部分だけが明らかに太く、再び細くなっている形状だが、MLBの規則上問題はないとされている。

 米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」のインスタグラムは、ドジャースのロバート・バンスコヨック打撃コーチが魚雷バットについて語る動画を公開。「バットそのものではなく、それを使う選手次第だと思います」とつづり、談話を紹介している。

 動画内で、バンスコヨックコーチは、「少し違った構造のバットを使ったら何か違いが生まれると思ったことはありましたか?」という問いに回答。「確か2023年、いや2022年にムーキーがバットの先でボールを捉えている時がありました」と回顧した。

 続けて「それで一緒に仕事をしていた人がスイートスポット(芯)を少しバットの上にずらしたのです。今回のように話題にはなりませんでしたが、それが当時、ムーキーを助けました」と、似たようなコンセプトを試した事を明かした。

 同コーチは「その後、我々は(そのバットを)実験的に使用してきましたが、これは明らかに新しく、本当に興味深いものです。クールなコンセプトだと思います」と、今回の魚雷バットにも興味を示していた。

(THE ANSWER編集部)


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