日本人独占バンタム級にまた一人の猛者 帝拳27歳・増田陸が世界奪取へ「いつ機会が来ても…」【年間表彰式】
ボクシングの2024年度年間優秀選手表彰式が31日、都内で行われ、日本バンタム級王者・増田陸(帝拳)が出席した。新鋭賞を初受賞。日本人が世界王座を独占する同級で年内の世界王座奪取に意欲を見せた。

ボクシング年間表彰式
ボクシングの2024年度年間優秀選手表彰式が31日、都内で行われ、日本バンタム級王者・増田陸(帝拳)が出席した。新鋭賞を初受賞。日本人が世界王座を独占する同級で年内の世界王座奪取に意欲を見せた。
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27歳の増田は昨年3試合を実施。2月に世界ランカーを破り、7月は富施郁哉(ワタナベ)から日本王座を奪った。11月に初防衛に成功。「このような賞をいただけてとても光栄です。凄く充実していた」。今年3月も2度目の防衛を飾り、4戦連続KO中だ。戦績は7勝(7KO)1敗。世界ランクはWBA7位、WBC11位、WBOとIBFで9位につける。
4つのバンタム級世界王座は日本人が独占中。WBA王者・堤聖也(角海老宝石)には2023年8月に判定負けし、プロ唯一の黒星を喫した。この日は挨拶し「隣に堤選手がいて感じるものはあった」とリベンジへの想いも。将来が期待される猛者は「世界王者になりたい。いつチャンスが来てもいいように準備をしたいです。この勢いで突っ走りたい」と2025年の王座戴冠に意欲を見せた。
(THE ANSWER編集部)
