降板直後の行動を田口壮氏が称賛

　米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は29日（日本時間30日）、本拠地タイガース戦で米本土デビューし、1回2/3で61球を投げ、3安打2奪三振、4四球2失点で降板した。直後のベンチで取った行動について、中継の解説を務めた田口壮氏が注目。「こういう態度は非常に大事」と称賛している。

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　佐々木は初回から制球が定まらず、2死満塁から不運な投前内野安打と押し出し四球で2失点。41球を要した。2回2死一、二塁になったところで無念の降板。ベンチに引き揚げると、最前列で戦況を見守った。2番手ドレイヤーが後続を打ちとって無失点で切り抜け、拍手を送った。

　カージナルスなどで活躍し、NHK BSの生中継で解説を務めた田口壮氏は「登板後にしっかりこうやって見ることは大切です。こういう態度は非常に大事。他の選手たちは（佐々木の振る舞いを）見ていますから」と指摘。ワールドシリーズも制した大先輩は「これからですよ」とエールを送っていた。

　試合は2回にフリーマンの2試合連発となる2号ソロなどでドジャース打線が追いつき、佐々木の黒星を帳消し。7-3で開幕5連勝を飾った。