ドジャース―タイガース

　米大リーグ・ドジャースは28日（日本時間29日）、本拠地タイガース戦に8-5で開幕4連勝を飾った。ムーキー・ベッツ内野手が2打席連発となる今季2号3ランでサヨナラ勝ち。劇的勝利に注目が集まったが、その前の守備でも奇跡的プレーが生まれていた。「エグすぎ」と日本人ファンの間で話題となっている。

【PR】2025年9月、世界陸上が東京にやってくる　田中希実が語るその魅力「たくさんの『好き』が詰まった大会」

　全てが繋がり、勝利を手にしていた。8回、ベッツの劇的ソロで勝ち越したドジャース。しかし、9回に左腕スコットが適時打を浴び、3-3の同点に追いつかれた。なおも2死一塁からタイガースのグリーンが右翼線へ長打。一走のマーゴーは激走したが、三塁を回ったところでバランスを崩した。

　右翼のT・ヘルナンデス、二塁のエドマンの中継プレーで返ってきたボールを捕手バーンズが受け、体を伸ばしてタッチへ。マーゴーはかいくぐってベースに触れた。一時はセーフのコール。しかし、映像判定でアウトに覆った。振り回される形となったマーゴーの右足に、ミットがギリギリ触れていた。逆転を阻止する奇跡的プレーに球場は大歓声だ。

「本塁タッチアウト　スーパータッチ！」
「ホームベースにタッチする直前にグラブが踵に当たってる、かな」
「バーンズはナイスタッチでしたね」
「バーンズ神タッチ！」
「あの体勢からタッチすごい」
「バーンズよくタッチしたな　紙一重すぎ」
「タッチしてるわ。えぐすぎる。しかも9回表」
「エドマンは神！　バーンズもよくタッチできたなw凄いわ」

　ミリ単位の神業プレーでピンチをしのぎ、延長10回にベッツがサヨナラ3ランを放った。大谷翔平は4打数1安打。今季2度目の先発登板となった山本由伸投手は5回91球を投げ、5安打10奪三振、失点は2本のソロ本塁打に留めた。