ドジャース―タイガース

　米大リーグ・ドジャースは28日（日本時間29日）、本拠地タイガース戦で延長10回にムーキー・ベッツ内野手がサヨナラ3ランを放ち、8-5で開幕4連勝を飾った。試合後は「自分をとても誇りに思う」と感無量の面持ちで語っている。

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　ドジャースは3-5の延長10回に2点を奪って同点。なおも1死一塁で大谷翔平に回った。右腕ブリスキーから右前打で一、三塁にチャンス拡大。大谷が二塁に進み、続くベッツが左越えのサヨナラ3ランを放った。8回の一時勝ち越しソロを含む2本塁打。病み上がりだったが、ド派手に復活を印象付けた。

　ベッツは米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継インタビューに登場。「自分をとても誇りに思う」「自分にとって、とてもスペシャルだね」と興奮気味に語った。

　ベッツは19日まで東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズのため来日したが、巨人、阪神とのプレシーズンゲームには出場せず、18日の開幕戦前に帰国していた。体調不良により、来日前から食事が喉を通らない状態が続き、約11キロも体重が落ちていたと報じられていた。

　大谷は4打数1安打。今季2度目の先発登板となった山本由伸投手は白星はつかず。5回91球を投げ、5安打10奪三振、失点は2本のソロ本塁打に留めた。