F1角田裕毅昇格に新同僚フェルスタッペンは「喜んでいない」 緊急決断にチーム幹部代弁
自動車レースのF1レッドブルは日本時間27日、姉妹チーム・レーシングブルズに所属していた角田裕毅の昇格を発表し、新しく同僚となるエースのマックス・フェルスタッペンの反応が代弁された。開幕2戦で不振だったリアム・ローソンに代わる緊急起用。「交代を喜んではいない」という思いがあることをチーム幹部が発言したことを海外メディアが伝えている。

角田がレッドブルに昇格
自動車レースのF1レッドブルは日本時間27日、姉妹チーム・レーシングブルズに所属していた角田裕毅の昇格を発表し、新しく同僚となるエースのマックス・フェルスタッペンの反応が代弁された。開幕2戦で不振だったリアム・ローソンに代わる緊急起用。「交代を喜んではいない」という思いがあることをチーム幹部が発言したことを海外メディアが伝えている。
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今オフは、フェルスタッペンの2番手ドライバーだったセルジオ・ペレスが退団。後任に角田の名も挙がる中で、RBのドライバーも務めたリアム・ローソンの昇格を決定した。しかし、ローソンは今季開幕から2戦でノーポイント。第3戦日本GP(4月6日決勝)を前に交代を決断した。
4度のドライバーズチャンピオンに輝いたフェルスタッペンの反応について、オランダ紙「テレグラフ」が報道。公式Xにて、ドライバーラインナップの決断に大きな発言権を持つヘルムート・マルコ氏が「マックスが喜んでいないことは知っていた」と発言したことを紹介した。同氏はこう続けている。
「しかし、レースには2台のマシンが必要。コンストラクター・チャンピオンシップのためだけでなく、マックスの5度目のタイトルのためにも必要なのだ。レースでより戦略的に走れるからだ。ユウキの経験を生かし、これからはそれを作り上げていく。重要なのはそれだ。最終的にはチームにとってアドバンテージになり、つまり、マックスにとってもアドバンテージになるということだ」
この発言を米スポーツ放送局「ESPN」F1専門Xも報道。「ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンがリアム・ローソンが外れてユウキ・ツノダが入る交代を喜んではいないことを知っていた」とつづっている。
(THE ANSWER編集部)
