世界フィギュア・ペア

　フィギュアスケートの世界選手権は27日（日本時間28日）に米ボストンでペアフリーが行われた。SP首位の三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）が143.22点をマーク。合計219.79点で2大会ぶり2度目の優勝を手にした。フィニッシュ直後に見られた2人の関係性がファンをほっこりさせていた。

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　出し切った。演技を終えた2人に、ボストンのファンから拍手が注がれる。膝に手をついた木原の頭に、三浦がポンポンと優しく触れて労っていた。スタンディングオベーションの中、木原はリンクに膝をつき、肩で息をするほど消耗。それでも立ち上がって歓声に応えると、両手を突き上げて激しく喜んだ。

　X上でこのシーンを見た日本ファンからは「りくちゃんが龍一くんの頭ポンポンするのマジですきw」「龍一くんの表情があまりにも良くて涙が」「死力尽くした感じの龍一くんが心配！　と思ったら元気な会場煽ってるw」「りくちゃんの頭ぽむぽむが可愛いな」「全力出し切った龍一くんをなでなでするりくちゃん」「りくちゃんにぽんぽんされてる龍一くん」などと反響が集まっていた。

　ISU公式Xでもフィニッシュ後の映像が公開され「なんという決着だ！　ミウラ/キハラ組は、情熱、正確さ、そして純粋な決意に満ちた緊張感あふれる演技の末、2023年のタイトルを取り戻した！　なんとも、素晴らしい瞬間だ」と称賛されていた。海外ファンも「なんてフィニッシュなの。これは間違いなく素晴らしい」と感動した様子だった。