F1レッドブルへの昇格報道

　自動車レースF1の角田裕毅（レーシングブルズ）が第3戦日本GP（4月6日決勝、鈴鹿サーキット）から“親チーム”のレッドブルに昇格する可能性が海外メディアに報じられている。米スポーツ専門局「ESPN」は、フライング気味に角田が新スーツをまとった画像を公開。海外ファンから「嬉しいと同時に怖い気持ち」「夢を見ているみたい」と様々な声が上がっている。

　現実味が帯びてきたのか。濃紺のレーシングスーツの中央にデザインされたレッドブルのロゴと「ORACLE Red Bull」の文字。数々のスポンサーロゴの中に、日の丸と「YUKI」の文字も見える。あくまで“合成”の域を出ず、気が早い時期ではあるが、想像をかき立てられる1枚が公開された。

　米スポーツ専門局「ESPN」は、同局F1専門インスタグラムと共同投稿の形で投稿。「複数の報道によると、ドバイで行われたレッドブルのミーティングで、ユウキ・ツノダは来週の日本GPでマックス・フェルスタッペンのチームメートとしてリアム・ローソンとシートを交換することになったとのこと」と紹介した。

　コメント欄には海外ファンから様々な反応が寄せられている。

「嬉しいと同時に怖い気持ち」
「ドライバーが交代しても、その車が自動的によくなる訳じゃない。どうなるか楽しみだ」
「最初からユウキにするべきだった」
「ホームレースで！！！夢を見ているみたい」
「めちゃ早い交代だな」
「ユウキが素晴らしいシーズンを過ごしてF1を去らないことを願っている」

　喜ぶ声がある一方で「2レースしか走っていないのに交代させて（ローソンの）自信を破壊させるとは、乱暴な話だ」「ユウキのことは好きだけど、正直に言うと、あの車には改良が必要だ。あれを運転できるのはマックス（フェルスタッペン）だけだよ」「お願いだから彼（角田）のキャリアを台無しにしないで」など、レッドブルのマシンの問題などを指摘する声も上がっている。

「ESPN」の投稿文面には「火曜日にユウキ・ツノダがリアム・ローソンの後任になるとの報道が出たため、（ローソンの）レッドブルでの将来が不透明となっていた。公式な発表は今週後半になるとみられる」とも記されている。