角田裕毅は「言いたいことを言えばいい」 F1レッドブル更迭報道の23歳が不穏発言「俺は彼に勝っている」
自動車レースF1の角田裕毅(レーシングブルズ)が第3戦日本GP(4月6日決勝、鈴鹿サーキット)からレッドブルへの昇格の可能性が高まってきたことについて、今季レッドブルに抜擢された23歳のニュージーランド人ドライバー、リアム・ローソンが不穏な発言を繰り返している。海外メディアが報じている。

F1レッドブルでドライバー交代報道
自動車レースF1の角田裕毅(レーシングブルズ)が第3戦日本GP(4月6日決勝、鈴鹿サーキット)からレッドブルへの昇格の可能性が高まってきたことについて、今季レッドブルに抜擢された23歳のニュージーランド人ドライバー、リアム・ローソンが不穏な発言を繰り返している。海外メディアが報じている。
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レッドブルは昨季まで所属していたセルジオ・ペレスの代わりに、今季からローソンを抜擢。しかし、今季開幕戦のオーストラリアGP予選、第2戦中国GPのスプリント予選、および予選でいずれもQ1で敗退した。オーストラリアGP決勝ではリタイア、中国GPは12位とポイントすら獲得できていない。欧州の複数のメディアは日本GPで角田が“親チーム”へ昇格し、ローソンがシートを奪われるという見方を強めている。
これに対し、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」オーストラリア版は「『俺は彼に勝った』:RBのライバルへの非難が再浮上する中、気取ったローソンの主張のやっかいな真相」との見出しで、ローソンの主張を中心とした記事を掲載した。
本文では「中国GPで苦戦するリアム・ローソンの発言が再浮上し、レッドブルでのシートを維持するための彼の苦境に過度な注目が集まっている」と記したうえで「チームメートのマックス・フェルスタッペンとの差は歴然で、次の日本GPではユウキ・ツノダに交代されるという深刻な脅威にさらされている」と現状を説明している。
それでも「ローソンは中国で反抗的な態度を見せ、レッドブルでレースをするチャンスがあれば飛びつくと言ったツノダに対しても、遠慮なく非難した」と角田が昇格に意欲的であることに、ローソンが嫌悪感を示していることを伝え、コメントを紹介した。
「俺は何年も彼とレースをしてきたし、ジュニアカテゴリーでレースをして彼に勝った。F1でも同じことをした。だから彼は言いたいことを言えばいい」
結果が出ていないとはいえ、強気の姿勢を崩さないローソン。角田の周辺を含め、にわかに慌ただしくなってきた。
(THE ANSWER編集部)