MLB東京シリーズで偶然2400万円の価値を得た日本企業 大谷翔平らの背後で…大バズりを米指摘
米大リーグの開幕シリーズで、思わぬ形で価値を得た日本企業があった。ドジャースの大谷翔平投手らが“アシスト”する形となり、米分析会社が証拠画像付きで影響を指摘している。

試合後のワンシーン
米大リーグの開幕シリーズで、思わぬ形で価値を得た日本企業があった。ドジャースの大谷翔平投手らが“アシスト”する形となり、米分析会社が証拠画像付きで影響を指摘している。
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注目度が数字にも表れた。19日に東京ドームで行われた開幕シリーズのカブス戦後、ドジャースの大谷、山本由伸投手、佐々木朗希投手がグラウンドで記念撮影。自撮りのため文字が反転しているものの、背景のバックスクリーン下には「RYOBI」のロゴがはっきりと写り込んでいた。
この画像をドジャースは公式Xとインスタグラムで公開。瞬く間に反響を集め、1000万件を超えるインプレッション(表示回数)を得た。
スポーツ界のスポンサー契約を分析する米会社「Zoomph」公式Xは22日、この投稿による「RYOBI」の広告価値を分析。「Xとインスタグラムを通じて、この投稿は約100万ドル(約1億4900万円)のソーシャル価値を獲得。RYOBIはこの1枚から16万1000ドル(約2400万円)以上のブランド価値を得た」と指摘した。
RYOBIは広島に本社を構える鋳造方式「ダイカスト」の世界的メーカーで、自動車の軽量化に貢献している。もちろん広告掲載は企業アピールにほかならないが、今回は3選手があの場所でそろって記念撮影をしなければ生まれなかったパターン。偶然にも大きな効果を生んだようだ。
(THE ANSWER編集部)
