セレッソ大阪などでプレーした柿谷曜一朗氏

　サッカー・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選は20日、森保一監督率いる日本代表が埼玉スタジアム2002でバーレーンと対戦。2-0で勝利し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。後半42分にMF久保建英が角度のない場所から決めた予想外の一撃を、1人だけ予見した元日本代表MFには驚きと称賛の声が集まっている。

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　後半21分にMF鎌田大地のゴールで1点をリードした日本。後半42分に左からのCKを獲得すると、キッカーの久保がショートコーナーを選択。一度、伊東純也とパス交換すると、そのままドリブルでペナルティーエリア内に切り込み、角度がない場所から左足を振りぬいて、貴重な追加点をあげた。

　誰もがクロスをあげると思った中での意表を突くシュート。予想外の一撃の瞬間に「そやな。そらそうや、空いてる」と言い放ったのが、試合を生中継した「DAZN」で解説を務めていた元日本代表・柿谷曜一朗氏だ。J1セレッソ大阪やスイスのバーゼルなどでプレーし昨年限りで引退。創造性あふれるプレーで天才とも呼ばれた同氏には、久保と同じものが見えていたようだ。

　この発言はネット上のファンの間で注目を集めた。

「柿谷、完全に“見えてる”側の解説コメントや」
「久保が放った瞬間に柿谷が『そやな』って呟いてるの天才同士すぎる」
「柿谷の『せやな、ニア空いてる』ってコメントが天上人同士の会話ぽくて凄い」
「同調してる曜一朗も当然のように同じ思考回路なんだな」
「柿谷はやっぱ特別だった」
「タケと唯一思考が一致した柿谷とかいう大天才」
「さすが天才曜ちゃんですね….」

　久保の異次元プレーを言い当てた柿谷氏にも称賛の声が上がっていた。