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フリーマンが直面していた現役引退の危機「もし回復しなかったら…」 三男の難病、足の負傷…夫人が告白した苦難と奇跡

米大リーグ、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が今オフ、現役引退の危機に直面していたとチェルシー夫人が告白した。米全国紙「USAトゥデー」が伝えている。夫人はこのオフ「昨年の息子の健康問題から、ワールドシリーズMVPの夫がプレーを続けられるかどうか確信を持てずにいた」のだという。

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:中戸川知世】
ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:中戸川知世】

昨季ワールドシリーズのMVP、オフには現役続行が不透明な時期が

 米大リーグ、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が今オフ、現役引退の危機に直面していたとチェルシー夫人が告白した。米全国紙「USAトゥデー」が伝えている。夫人はこのオフ「昨年の息子の健康問題から、ワールドシリーズMVPの夫がプレーを続けられるかどうか確信を持てずにいた」のだという。

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 フリーマンの三男マックスくんは昨夏、神経障害の一種の難病「ギラン・バレー症候群」と診断され、一時は集中治療室に入るほど病状が悪化。フリーマンも7月末から8月上旬にかけて、息子のそばにいるために戦列を離れた。

 フリーマンはその後チームに復帰し、ワールドシリーズ第1戦では逆転サヨナラ満塁弾を放つなど世界一に貢献。MVPにも輝いた。それでも、今季プレーできるかはマックスくんの状況次第だったという。

 記事はチェルシーさんの「もしマックスが回復しなかったら、フレディがプレーに戻れていたかどうかわからないというような時期がありました」という言葉を伝えている。さらに「ですから、マックスが回復したこと自体が奇跡であり、そしてフレディにとってこうして乗り越えられたこと……私たちには必要なものだったのではないかと思っています」と、フリーマン家にとっては大きな試練だったとしている。

 また「多くの人は知らなかったことですが…」と、レギュラーシーズン終盤に痛めた右足首の状態についても「朝、ベッドから起き上がるのにも難儀したので、私がベッドから起こし、足を引きずってバスルームに行っていたのです。いつものフレディではなかったので、私はとても神経質になっていました」と告白した。

 そして迎えた今季、フリーマンは東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズに帯同したものの、左肋骨の違和感で出場を見送った。第1戦後の会見でデーブ・ロバーツ監督は「昨年のポストシーズンと同じリブ(肋骨)だと思っている。重傷ではないが、彼をプレーさせなかったのは正しい選択だったと思っている」と話している。完全な姿でグラウンドに戻る日を、多くの人が待っている。

(THE ANSWER編集部)


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