「野球人気は米国より日本の方がずっと大きい」 東京DでLAレポーターから聞いた「日本野球」への敬意
「また東京で開催しましょう!」とコミッショナーに伝達
もちろん、シリーズの主役は選手たち。中でも、両軍に在籍する日本人5選手の出場だった。そこで感じた「日本野球」についてもこう語る。
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「僕のこれまでのキャリアで学んだことの一つは、野球人気は米国より日本の方がずっと大きいということ。野球大好きだよね。僕も年を重ねるごとに、日本出身の選手たちへのリスペクトが強くなってきたんだ。この仕事を始めた頃はイチローがいたけど、その頃は『イチローは日本出身なのか』くらいにしか思っていなかった。他は誰が日本出身かなんてあまり考えてなかった。でも、年を取ってくると、どんどん日本人選手が出てくるようになってきてさ。ボストンで仕事してた時はダイスケ(松坂大輔氏)がいたしね。素晴らしい選手が日本から来ている事実に気づき始めたんだ」
MLBに関わる仕事を始めて「20年以上この業界にいる」というヘインズ氏。「この国から出てくる才能を見ると、日本は野球選手の宝庫だなと思うよ。本当に尊敬しかない」と最大級の敬意を払い、こう続けた。
「この間、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドにインタビューしたんだけど、『またここでやりたいですよね! また東京で開催しましょう!』って伝えたんだ。まぁ、コミッショナーだからそういう質問にはストレートに答えられないんだけどね。でも『できるだけ早く東京シリーズまたやりましょう!』って推しておいた。それくらい良かったからね」
日本の野球文化を肌で感じたヘインズ氏。新たにインプットされた知見の大きさは計り知れない。
(THE ANSWER編集部)
