ドジャース戦中継で「え、さっきの人…」と視線集中 ファウルボール捕った“ファン”の正体を米特定
米大リーグの開幕戦シリーズ第2戦が19日、東京ドームで行われ、ドジャースが6-3でカブスに勝利した。試合中、ファウルボールの飛球を捕ろうとしたドジャース選手が、スタンドの観客に“強奪”される珍事が発生。米スポーツ専門局が映像を公開すると、米ファンから「フェアなキャッチ」といった反響が寄せられている。この人物を米放送局関係者が特定。本人も「ノーチャンス」と笑っている。

MLB 東京シリーズ by Guggenheim
米大リーグの開幕戦シリーズ第2戦が19日、東京ドームで行われ、ドジャースが6-3でカブスに勝利した。試合中、ファウルボールの飛球を捕ろうとしたドジャース選手が、スタンドの観客に“強奪”される珍事が発生。米スポーツ専門局が映像を公開すると、米ファンから「フェアなキャッチ」といった反響が寄せられている。この人物を米放送局関係者が特定。本人も「ノーチャンス」と笑っている。
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クールに振る舞った。6回裏のカブスの攻撃。1死一塁の場面でイアン・ハップの打球は三塁フェンス際に飛んだ。これを追ったドジャースの三塁手、マックス・マンシーがフェンスから身を乗り出して捕球を試みたが、グラブを持ったドジャースのパーカーを着た大柄の黒人男性がさらりとキャッチ。首をひねりながらポジションに戻っていったマンシーに対し、客席の男性は涼し気な顔だった。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」公式Xは「ロドニー・ピートがマックス・マンシーの目の前でさりげなくキャッチ」とつづり、動画を公開。この男性が、元N FL選手のロドニー・ピート氏であることを指摘した。米ファンからは「マンシーがなぜ捕れなかったことに怒っているのか分からない。ファンの素晴らしい捕球なのに」「マンシーはどっちにしろボール捕れていないよ」「この男と契約しろ」「彼のグラブの方が下にある。マンシー、これはフェアなキャッチだよ。笑」といったコメントが集まっている。
中継を見ていた日本のファンの間でも「え、さっきマンシーより先にキャッチした人ロドニー・ピートなの?」「捕ったのは元アメフトの選手さんだったみたい笑」と捕球した人物の正体に注目が集まっていた。
一連の出来事について、ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」のティム・ケイツ氏が自身のXに「三塁側ネット付近で、ロドニー・ピートがマックス・マンシーからファウルボールを捕る」と投稿すると、ピート氏も「ケイツよ…マンシーはノーチャンス!」と返し、泣き笑いの絵文字を添えていた。
(THE ANSWER編集部)