「女性用下着のワコールがなぜ?」 瞬く間に100万再生、笑顔だらけの大谷翔平がもたらす効果
株式会社ワコールは17日、コンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」のブランドアンバサダーに、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手を起用すると発表した。社内でも極秘に進められてきたプロジェクト。2月にグローバル広告契約を締結した際には「女性用下着のワコールがなぜ?」と意外な組み合わせに驚きの声もあった。広報を務める同社コミュニケーションデザイン部メディアプランニング課の津久井祐子さんに、発表後の反響や今後期待する“大谷効果”について聞いた。

ワコールが大谷を「CW-X」のブランドアンバサダーに起用
株式会社ワコールは17日、コンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」のブランドアンバサダーに、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手を起用すると発表した。社内でも極秘に進められてきたプロジェクト。2月にグローバル広告契約を締結した際には「女性用下着のワコールがなぜ?」と意外な組み合わせに驚きの声もあった。広報を務める同社コミュニケーションデザイン部メディアプランニング課の津久井祐子さんに、発表後の反響や今後期待する“大谷効果”について聞いた。
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4~5人規模のメンバーで進められてきた大谷とのプロジェクト。社内の広報を担当する津久井さんも、1月1日に全社員へ共有される直前までその全貌を掴むことはできないほど、慎重に進められてきた。
「共有されてからも本当に極秘だったので、苦労したことと言えば会議の場所を選んだり、1月1日までは社内で話すときも気を遣ったりという部分です」
資料を見られるリスクがある社外で作業できないのはもちろん、会議室でモニターに資料を映して打ち合わせすることもやめた。「大谷選手」という名前も極力出さない。年始に社員へ明るい話題をもたらし、発表時のインパクトを薄めないために細心の注意を払った。
「広報の仕事上、どんな業務においても基本的には同じ気遣いをしてはいるんですが、今回は本当に社内の人間にも知られないように。みんなでコソコソしていました(笑)」
1度目のリリースは2月17日。新たなキャンペーンスローガン「Empowering. WACOAL」(エンパワーリング ワコール)を掲げ、大谷を起用した広告コミュニケーションを順次展開していくと発表した。1月、世間より一足先に周知された社内には驚きとともに明るい雰囲気が広がり、取引先にも強いインパクトを与える出来事になった。
大谷が満面の笑みを連発するメッセージ動画は、同社公式インスタグラムで24時間経たずして100万再生を突破。「キリッとかっこいい姿、闘志あふれる姿はグラウンドや他のCMでも目にすることが多いと思うけれど、今回のように笑っているシーンの連続はなかなか目にすることがないのかなと思っていて。新鮮な面を皆さんに見せることができたのは良かった」。SNS上でも「自然な感じでいいね」「ナチュラルな笑顔が素敵」などと好評の声が上がっていた。
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