大谷翔平、今季1号はリプレー弾! HR判定も一瞬混乱、ビデオ検証の結果変わらず
米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。今季1号ソロを放ち、集まった観客を熱狂させた。リプレー検証が行われ、場内は一瞬混乱。ビデオ判定の結果、判定は覆らなかった。

MLB 東京シリーズ by Guggenheim
米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。今季1号ソロを放ち、集まった観客を熱狂させた。リプレー検証が行われ、場内は一瞬混乱。ビデオ判定の結果、判定は覆らなかった。
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3点リードで迎えた5回1死の第3打席。2番手右腕ピアーソンから右中間へ大飛球を放った。フェンスを越えたかに見えたボールはグラウンドに戻ってきたが、二塁塁審は腕を回してホームランの判定。大谷も手を突き上げて喜んだ。ホームイン後にリプレー検証が行われ、場内は一瞬混乱。ビデオ判定となったが、ホームランの結果は覆らなかった。東京ドームは再び歓声に包まれた。
大谷は前日の開幕戦でカブスの先発・今永昇太投手には2打数無安打に抑えられたが、5回の第3打席で2番手ブラウンからシーズン初安打となる右前打。9回先頭で迎えた第5打席でもライトへの二塁打を放ち、5打数2安打2得点。4-1で勝ったチームに貢献した。
14日に都内で行われた記者会見で大谷は「打者にとって本塁打は最高の結果だと思う。その結果が出せれば素直に嬉しいかなと思います」とコメントしていた。
大谷は昨季エンゼルスからドジャースに移籍。10年7億ドル(約1014億円=当時)という巨額契約を結んだ。新天地1年目は23年に右肘のトミー・ジョン手術を行ったことから野手に専念。打率.310、54本塁打、130打点、134得点、59盗塁と大活躍でナ・リーグMVPに輝いた。シーズン50本塁打&50盗塁の「50-50」を達成したのはメジャー史上初の快挙だった。
この日はドジャースの佐々木朗希投手が先発。メジャーデビューを果たしている。前日は山本由伸投手が5回3安打1失点の好投で今季初勝利を挙げている。
(THE ANSWER編集部)