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「歴代最高の始球式」に米反響 11歳少年が“感動の1球”「いいぞ、ランディス!」

米大リーグで生まれつき両手と両下肢のない少年がヤンキースタジアムで始球式に登板。見事なストライクを投球した様子をヤンキース戦を中継する地元テレビ局「YESネットワーク」が動画付きで紹介するなど、複数のメディアが取り上げ、ファンの間では「歴代の始球式でも最高だ」と感動が広がっている。

両手と両下肢がないシムズ君が“奇跡の始球式”…ファン「歴代の始球式でも最高だ」

 米大リーグで生まれつき両手と両下肢のない少年がヤンキースタジアムで始球式に登板。見事なストライクを投球した様子をヤンキース戦を中継する地元テレビ局「YESネットワーク」が動画付きで紹介するなど、複数のメディアが取り上げ、ファンの間では「歴代の始球式でも最高だ」と感動が広がっている。

 “感動の1球”が投じられたのは、11日のヤンキース―オリオールズ戦だった。

 米CBSスポーツ電子版によると、登板したのは、11歳のランディス・シムズ君。生まれつき両手と両下肢がないが、義手と義足をつけて学校では3つのスポーツに取り組んでいるという。

 日曜のヤンキースタジアム。試合前のセレモニーで背番号25に「SIMS」と入ったピンストライプのユニホームをまとったシムズ君は右手にグラブをはめ、義足でマウンド手前に立った。そして、ヤンキースナインも拍手を送る中、左足を上げて大きく振りかぶると右手のグラブから直接、白球を放った。

 すると、打者は立っていなかったが、勢いのいい投球は右打者の外角低めいっぱいにノーバウンドで捕手のミットに吸い込まれた。見事なストライクに観客から割れんばかり大歓声が上がり、捕手とタッチを交わしたシムズ君は笑顔で喝采を浴びていた。

「ランディス、素晴らしい!」と報じた記事では「これまでに我々はプロアスリートたちによる不格好な始球式を何回見てきただろうか。数え切れないほどだろう。しかし、シムズ君はバッチリの出来だ」と絶賛している。

 ハンディをものともにしない奮投を受け、ファンにも反響が広がっている。

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