大谷ら主催食事会でド軍選手が絶賛、用意された「那智勝浦」の生マグロとは 知る人ぞ知る“マグロの町”から届いた180kg
来日中の米大リーグ・ドジャースは16日、都内でチームの食事会を開催した。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手の日本人3選手の主催で行われ和食がふるまわれる中、提供されたのが和歌山県の南部、那智勝浦町産のマグロだ。突然の登場に驚きが広がった地元は“大谷効果”にも期待している。

ドジャース食事会で提供…月曜朝から役場は驚き「スゴイね」
来日中の米大リーグ・ドジャースは16日、都内でチームの食事会を開催した。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手の日本人3選手の主催で行われ和食がふるまわれる中、提供されたのが和歌山県の南部、那智勝浦町産のマグロだ。突然の登場に驚きが広がった地元は“大谷効果”にも期待している。
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大谷は自身のインスタグラムで巨大なマグロの写真を複数公開。ドジャースの選手たちが喜ぶ様子や解体ショーの動画があるなか、そのうちの1枚に黄色い「那智勝浦」という水揚げした土地を示す札が貼られていた。同町はマグロと世界遺産、温泉を観光資源として売り出しており、中でもマグロには並々ならぬこだわりがあるという。食事会での提供を知った農林水産課では「スゴイね」と反響が広がった。
農林水産課によれば、同町ははえ縄漁法における生マグロの水揚げ量が日本一だ。この漁法は船の後方から長い縄を張って、その先に釣り針のついた短い縄を一定間隔で取り付けて魚を獲る漁法。最大の特徴は「マグロにやさしい」ことだという。「おかげさまで、食感がいいとの評価を得ています。歯触りがもちもちしているのが他との違いになります」と特徴を語る口調にも、愛情がこもる。
まさに知る人ぞ知るマグロの町で、近年は外国人観光客も急増。午前7時から行われているセリにも外国人の姿が見られるようになった。大谷効果で集める注目にも、もちろん期待している。
「マグロと言えば大間(青森)が有名かと思うんですが、こちらも周知活動をしてきました。その中で大谷選手の食事会で出たということで、もっと広まるのではないかと期待しています。おいしいマグロを食べて、今季も頑張ってほしいですね」
食事会ではマグロの解体ショーが行われたようで、17日に東京ドームの公開練習に参加したアレックス・ベシア投手は「400ポンド(約180キロ)くらいだったかな? 職人が切ってくれたんだけど素晴らしかったよ」と驚きを口にしていた。ほかにもランドン・ナック投手が「最高だったよ。本当にすごいショーを見せてもらった。本当にいい経験になった」と喜び、ロバーツ監督も「選手たちにとって最高の夜になったよ」と3選手の粋な計らいを称えていた。
(THE ANSWER編集部)
