「ドームで聞いたANSWER」第10回

　米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。巨人＆阪神とのプレシーズンゲームを終え、18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

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　第10回はカブスのダニエル・パレンシア投手。初めての来日で日本の生活を楽しんでいる。16日、東京ドームでの巨人戦前に単独取材に応じ、日本の鳴り物応援やNPBチームの印象について教えてくれた。（取材：THE ANSWER編集部・鉾久 真大）

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──日本の観客にサインをあげるなどファンサービスをしていた。大人気だったがどんな気持ちか。

「とてもいい気分。ここでの人々の生活や、すべての瞬間を楽しんでいる感じが好き。この街全体が楽しい雰囲気に包まれているのがいいね」

──来日は初めて。日本の人々について思うことはあるか。

「とても良い印象を持っているよ。昔ここでプレーしていた友人が何人かいるので、彼らから聞いていたことを実際に体験できて嬉しい。（親しい友人は元DeNA、現オイシックスの）エドウィン・エスコバーだ」

──日本ではファンの鳴り物応援も特徴の一つ。応援スタイルをどう思うか。

「素晴らしい。まるで自分の家にいるような感覚だよ。僕はベネズエラ出身で、ウィンターリーグでプレーしていた。だからここの人々のエネルギーがとても良いと感じるよ」

──応援が騒々しいのではないかと心配する日本ファンもいるようだが。

「僕にとっては気にならない。むしろ地元の人たちが応援で盛り上がっているのが好きなので、楽しんでいるよ。（プレーには影響は）全くない。むしろこのエネルギーが好きなので、私にとっては最高だね」