「部屋に戻り涙が出た」 バレー荒木絵里香さんら登壇、ママアスリートが訴える日本スポーツ界の課題

「ママ友アスリート」が身近にいない難しさ
2人の言葉を受け、登壇者たちは家族やチームメイトの協力があって競技を続けられること、そしてアスリートも他の働く女性たちと同じであると知ってもらい、違う価値観の人たちとも歩み寄る大切さを訴えた。
セミナー終了後、「同じ問題意識を持つ仲間がいる心強さを改めて感じた」と荒木さん。「(日本は母親であり競技者である選手がまだ少ないため)多くのアスリートはママ友はいても『ママ友アスリート』が身近にいないのが現状。でも、悩みを共有できる相手がいることを知り、他のアスリートが母業と競技生活をどのように両立しているかを知るだけでも励みになるし、『自分も頑張ろう』というエネルギーをもらえると思う。私自身、励まされるセミナーとなりました」と振り返った。
今回のセミナーが今年初の大きなイベント開催となったMAN。「自分たちがどのように競技を続けているか、そして生きているのか。育児と同様に、仲間や私たちの活動をサポートしてくれる方の力を借りながら、今年も広く知ってもらう活動を積極的に続けたい」。荒木さんは最後、晴れやかな笑顔で決意を新たにした。
(THE ANSWER編集部)
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