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「モテ男」のボクサー撃破へ「記事に書いてあったので…」 世界王者・岩田翔吉が絶好調宣言

ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが11日、都内で会見した。13日に東京・両国国技館で開催。WBO世界ライトフライ級タイトルマッチでは、王者・岩田翔吉(帝拳)が同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)を迎え撃つ。愛称「モテ男」の挑戦者を下し、初防衛成功を誓った。戦績は29歳の岩田が14勝(11KO)1敗、32歳のサンティアゴは13勝(9KO)4敗。

トリプル世界戦興行の会見に出席した岩田翔吉【写真:浜田洋平】
トリプル世界戦興行の会見に出席した岩田翔吉【写真:浜田洋平】

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 ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが11日、都内で会見した。13日に東京・両国国技館で開催。WBO世界ライトフライ級タイトルマッチでは、王者・岩田翔吉(帝拳)が同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)を迎え撃つ。愛称「モテ男」の挑戦者を下し、初防衛成功を誓った。戦績は29歳の岩田が14勝(11KO)1敗、32歳のサンティアゴは13勝(9KO)4敗。

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 岩田は第一声、「絶好調に仕上がりました」と胸を張った。減量もいつも通り順調。初対面の挑戦者から覚悟を感じ取った。

「中南米の選手で、プエルトリコからこのベルトを獲るために人生を懸けてきているなと思いました。世界王者になって初めての試合。今まで以上に凄く良い仕上がりになっていて、気持ちも凄く集中できているので、試合当日が楽しみです」

 岩田は2022年11月に世界初挑戦したが、WBO王者だったジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に0-3の判定でプロ初黒星。再起後は4戦連続KO勝ちを収め、昨年10月に約2年ぶり2度目の世界戦にたどり着いた。「勝てなかったら最後のつもり」と同級2位ハイロ・ノリエガ(スペイン)から2つのダウンを奪い、3回TKOの完勝で早大出身ボクサー初の世界王者に輝いた。

 元世界2階級制覇王者・粟生隆寛トレーナーに師事する。駆け引き、リズム変化、構えなど細かい部分を指導された。今年1月末には母校の立教小学校で講演。児童ら130人を試合に招待する。

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