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初の日曜開催で感じた“熱” 今季最多1301人動員、パリ五輪代表・部井久も「楽しい」 ジークスター東京が15戦無敗

日本ハンドボール新リーグ「リーグH」のジークスター東京は9日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)で安芸高田わくながハンドボールクラブに33-28で勝利し、再び首位に立った。ホームでは初の日曜開催となったこの日は、同会場では最多入場者数の1301人を記録。多くのファンからの声援を受けたLB部井久アダム勇樹は「こういう場でいい勝利ができてよかった」と喜びを語った。

MIP賞に選ばれた部井久アダム勇樹【写真:編集部】
MIP賞に選ばれた部井久アダム勇樹【写真:編集部】

ハンドボール新リーグ「リーグH」で再び首位に立ったジークスター東京

 日本ハンドボール新リーグ「リーグH」のジークスター東京は9日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)で安芸高田わくながハンドボールクラブに33-28で勝利し、再び首位に立った。ホームでは初の日曜開催となったこの日は、同会場では最多入場者数の1301人を記録。多くのファンからの声援を受けたLB部井久アダム勇樹は「こういう場でいい勝利ができてよかった」と喜びを語った。

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 プレーで圧倒した。部井久が1点目を決めたのは試合開始からわずか43秒。いきなり観客を沸かせた。スピード感あるパス回しで相手を崩し、着実に加点。2点のリードで折り返した後半は安定感があった。ディフェンスでは2枚で挟み、相手を中に入らせない鉄壁ぶり。オフェンスでも、部井久は195cmの高身長を生かし相手の上から豪快にシュート。相手GK原口宙輝も「ア″!」と思わず叫んだほどで「シュートは自分の持ち味。それが出せたのがすごく良かった」と自身も満足の一投だった。スター軍団らしい気迫あるプレーで圧倒。ジークスターはリーグ戦無敗記録を15に伸ばした。

 この日は3月9日にちなみ「サンキューデー!」と題され、GK家田幹太がデザインした“サンキューTシャツ”を、選手やチア、スタッフが着用。ファンも「ゴーゴージーク!」と声援を送った。最も印象に残った選手に贈られる「MIP賞」に選ばれた部井久は、「これだけ(観客が)入っていると会場の一体感があって、ホームゲームは楽しいなと感じた。選手は見られることで力が発揮されるので、本当にありがたい」と感謝。「盛り上がりがあればあるほどテンションは上がるのでファンの皆さんに力を引き出していただいたなと」と、ファンの声援もプレーに勢いを与えた。

 次戦は15日に愛知県・東海市民体育館で大同特殊鋼 Phenix TOKAIと対戦。「目の前のことだけに集中している。今までのことは考えない」と“1戦1戦”を強調した部井久。「この瞬間から次戦に向けての準備は始まっている」と既に気持ちは切り替わっているようだ。14チームの2回戦総当たり、全26試合の戦いも後半戦に突入。「ファンの皆さんも一緒に戦ってくれたら嬉しいです」と悲願のリーグ初優勝に向けて、ファンを喜ばせることができるか。

(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)

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