ダイキンオーキッドレディス最終日

　女子ゴルフの国内ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディス最終日が9日、沖縄・琉球GC（6610ヤード、パー72）で行われ、首位と1打差の2位で出た岩井千怜（Honda）が大会連覇を達成した。7バーディー、1ボギーの66で回り、通算10アンダー。2位に4打差をつける圧勝で、昨年10月以来のツアー通算8勝目を挙げた。

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　岩井は出だしの1番でバーディー。早々と首位の19歳・菅楓華に並んだ。4番はボギーを叩いたが、5番パー4の第2打をきっちり寄せてバーディー。前半終了時点で菅、申ジエ、木村彩子、桑木志帆が首位に並ぶ混戦となった。

　岩井は折り返しの10番で伸ばすと、12、14番でもバーディー。マッチレースになりかけた菅を振り切り、16番パー3では第1打でピン横30センチにつけた。スーパーショットでバーディー。一方、菅は16番第1打を左に曲げてボギーとし、岩井は4打差の独走となった。昨年大会を思わせる最終日後半の爆発で連覇を手繰り寄せ、最終18番もバーディー。4打差の圧勝劇となった。

　岩井は姉の明愛とともに今季から米ツアーに参戦。自身の初戦となったホンダLPGAタイランドで24位に入り、上々のスタートを切っていた。今週は国内ツアーにスポット参戦。見事に結果を出した。

　2位には6アンダーの木村彩子、菅、申ジエが続いた。