150キロで50cm変化「えげつない」 帰ってきたド軍右腕の“魔球”に先発ローテ入り望む声「相応しい」
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、米アリゾナ州グレンデールでレンジャーズとのオープン戦を行い、8-4で勝利した。先発したダスティン・メイ投手は3回1安打無失点と好投。3回には“魔球”を披露し、米投球分析家を「エグい」と仰天させた。

レンジャーズとのオープン戦
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、米アリゾナ州グレンデールでレンジャーズとのオープン戦を行い、8-4で勝利した。先発したダスティン・メイ投手は3回1安打無失点と好投。3回には“魔球”を披露し、米投球分析家を「エグい」と仰天させた。
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0-0で迎えた3回1死。右腕メイは左打席のジョシュ・スミスに対し、フルカウントまで追い込むと、最後は93マイル(約149.7キロ)の高速シンカーで見逃し三振に仕留めた。内に入ってくるかと思いきや、急激に外に逃げる変化球に打者も手が出ず。思わず首をかしげるような仕草を見せた。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏はXに「ダスティン・メイ、エグいシンカーだ……20インチ(約50.8センチ)変化」とつづり、動画を公開。米ファンからは「なんてことだ」「コントロールも良くてえげつないな」「健康であればドジャースの5番手に相応しい」「戻ってきた!」と衝撃を受けた様子のコメントが寄せられていた。
メイは2016年の全米ドラフト3巡目(全体101位)でドジャース入り。2023年には9試合に先発して4勝1敗、防御率2.63をマークしていたが右屈筋腱の手術を受けシーズン終了。昨年、リハビリ期間中に「食道破裂」でまたもシーズン終了。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」によると、原因はサラダを食べた際にのどに詰まったレタスだったようで、緊急手術が行われ11日間の入院を余儀なくされたという。今季のオープン戦で約2年ぶり実戦登板。復活に期待がかかる。
(THE ANSWER編集部)