メジャー通算134発の大物が日本行きに意欲「オファー来れば…」 日本人選手と今も連絡「イイ奴だ」
米大リーグ通算134本塁打の実績を持つ大物が日本球界入りに意欲を見せた。35歳のディディ・グレゴリアス内野手は、5、6日に京セラドーム大阪で行われた野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に出場。今季の行き先候補に日本も入っていることを明かした。

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ
米大リーグ通算134本塁打の実績を持つ大物が日本球界入りに意欲を見せた。35歳のディディ・グレゴリアス内野手は、5、6日に京セラドーム大阪で行われた野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」に出場。今季の行き先候補に日本も入っていることを明かした。
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グレゴリアスは2012年にレッズでメジャーデビュー。ダイヤモンドバックスを経て、2014年オフにトレードでヤンキースに移籍した。デレク・ジーター氏の後継者として、翌年から名門球団のレギュラー遊撃手の座に定着。2016年から3年連続で20発以上を記録するなど、メジャー通算134本塁打の実績を持つ。侍ジャパンとの2試合は「2番・遊撃」で先発し、計6打数無安打に終わった。
2022年からフィリーズで3季プレーした後はメジャーを離れ、昨季はメキシカンリーグで75試合に出場。打率.262、7本塁打、OPS.772の記録を残した。今季もメキシカンリーグ復帰を検討しているというが、現状はフリーエージェント。「まだチームを探しているよ。具体的なことは何もない」。日本も候補の1つだ。「数日前に監督にも聞かれたよ。オファーが来れば、行くかもしれない」と意欲を示した。
ヤンキース時代には田中将大投手(巨人)の後ろを守った。今も連絡を取り合う仲。「彼と一緒にプレーするのは楽しかった。いい奴だったよ。冗談を飛ばしたりして面白かった。同じチームに彼がいたのは素晴らしいことだった」と懐かしがった。
強化試合の前には、趣味のカメラを持って大阪の街を散策。「たくさん写真を撮ったよ。あらゆるものを撮影したんだ。発展した街で、素敵だった。クールなものがたくさんあったよ。建造物とかね」。つかの間のオフに日本の空気を味わった。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)