ド軍に「次なる大物左腕候補」 厚い投手陣の中で存在感「急成長している」21歳左腕に米熱視線
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、米アリゾナ州グレンデールでレンジャースとオープン戦を行い、8-4で勝利した。大谷翔平投手が今季初のマルチ安打をマークしたこの試合で、存在感を発揮したのは21歳の有望株。米ファンからは「次なる大物左腕候補が登場」と注目が集まっている。

レンジャースとのオープン戦
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、米アリゾナ州グレンデールでレンジャースとオープン戦を行い、8-4で勝利した。大谷翔平投手が今季初のマルチ安打をマークしたこの試合で、存在感を発揮したのは21歳の有望株。米ファンからは「次なる大物左腕候補が登場」と注目が集まっている。
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1-0で迎えた4回、先発したメイからバトンを受け取ったのは21歳左腕のジャクソン・フェリス投手。豪快なフォームから速球を投げ込み、三者連続三振をマークした。続く5回にはニック・アーメド内野手に2ランを浴びるも、その後は無失点。2回を投げ、5奪三振と存在感を発揮した。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏はXにフェリスの投球動画を公開。コメントで「いいニュースだ……ドジャースは新たな投手を必要としているからね」とつづった。米ファンからは「次なる大物左腕候補が登場だ」「我々にはこのデーモンがいるなんて本当に狂っている」「カブスはマイケル・ブッシュのためにあまりにも多くのものを犠牲にしたかもしれない」「カブスありがとうな」と注目が集まった。
また、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者もフリードマン氏の投稿を引用する形で注目。昨季、ブッシュとアルモンテをトレードでカブスに放出し、対価としてフェリスとホープを獲得していた経緯をつづった上で、「カブスから移籍して以来、急成長している」と賛辞を贈っていた。
昨季はマイナーでプレーしたフェリス。126回2/3を投げ、防御率3.20を記録した。今季のオープン戦では2試合で登板。防御率6.00と失点は多めだが才能の片りんを見せている。大谷をはじめ、山本由伸、佐々木朗希やタイラー・グラスノーなど豪華な投手陣で居場所を見出せるか。
(THE ANSWER編集部)