オランダ2戦無得点の沈黙 メジャー134HR男&監督が侍投手陣を絶賛「ノビが凄い」「一体どうやって」
野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪でオランダとの強化試合に臨み、9-0で完勝した。前日に続き、この日も投手陣が完封リレー。わずか1安打しか許さなかった。ヤンキースなどでメジャー通算134本塁打の実績を持つ大物ディディ・グレゴリアス内野手は、侍投手陣の優れた点として2つの要素を挙げた。

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ
野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドーム大阪でオランダとの強化試合に臨み、9-0で完勝した。前日に続き、この日も投手陣が完封リレー。わずか1安打しか許さなかった。ヤンキースなどでメジャー通算134本塁打の実績を持つ大物ディディ・グレゴリアス内野手は、侍投手陣の優れた点として2つの要素を挙げた。
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先発の種市は最速155キロの剛速球で力勝負。2回無安打無失点、2奪三振と好投した。その後も大津、齋藤、河野、杉山と繋ぎ、7回まで一人の走者も許さないパーフェクト継投。8回2死から曽谷がクローズを打ち取った打球が不運にも内野安打となり、昨年3月の欧州代表戦に続く継投による完全試合とはならなかった。それでも曽谷は2回1安打無失点で試合を締めた。

オランダは打線が5日、6日で計2安打に封じ込まれた。名門ヤンキースの遊撃手として2016年から3年連続20本塁打を記録し、メジャー通算134発の実績を持つグレゴリアスも2試合で6打数無安打に終わった。試合後の取材では、オランダ代表の練習期間の短さを要因の一つとしながら、「日本の投手陣は素晴らしかったね」と称賛した。
特に優れている点として「速球のノビが凄い。さらに多くのスプリットを投げる。この2つが大きな要因だと思う」と分析。印象に残っている投手は「全員だ」とし、「みんな速い球を投げていたし、ストライクをたくさん投げて、四球を出さない。とても良かったよ」と脱帽した。
この日は四死球ゼロ、前日を含めても計2四死球と安定感抜群の投球を見せた侍投手陣。オランダのエバートヤン・トフーン監督も「日本の投手陣はどんなトレーニングをしているんだろうと興味を持っている。ボールが続いてもその後すぐにストライクを取る。一体どうやっているのか……」と舌を巻いていた。
(THE ANSWER編集部)
