ダイキンオーキッドレディス

　女子ゴルフの国内ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディスが6日、沖縄・琉球GC（6610ヤード、パー72）で開幕。初日は昨年のプロテストに合格し、デビュー戦となった21歳・吉田鈴（大東建託）が6バーディー、3ボギーの69で回り、3アンダーで2位となった。首位は4アンダーとした19歳・菅楓華（ニトリ）。

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　強風が吹く、雨中のコンディションでも粘り強く戦った。姉にツアー通算3勝の吉田優利を持つ鈴は、インスタートで前半は4バーディー、3ボギーと出入りの激しいゴルフとなった。それでも1アンダーで後半に入ると4番でバーディーを奪い、前半とは打って変わって粘りのゴルフを展開。最終9番では、強風のあまり、着ていたウインドブレーカーが常に揺れていたが動じず、約1メートルのバーディーパットを沈め、笑顔を見せた。

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）公式Xは吉田の最終9番に注目。「ラフからのセカンドショットをグリーンに乗せ、笑顔のバーディーフィニッシュ」と動画を投稿し脚光を浴びせた。X上のファンからも「スゴイ　最後のパットも素晴らしい」「よーし！でもまだこれからこれから」と称賛や労いのコメントが寄せられた。

　公式Xではラウンド後のインタビュー動画も公開。印象に残っているプレーについて聞かれると「最終ホールのバーディーは、ラフからのショットだったのですけどパッティングも、セカンドショットもいいショットが打てたんじゃないかなと思います」と9番の内容に自信を深めた様子だった。