宮里藍、「涙の72ホール」が後輩たちに与えた「幸せ」…「今日という日を忘れない」
サインボール、2ショット写真も…「わたしはほんとうに幸せ者です」
一方、最終日に同組でプレーした後輩は感動の声を上げた。
成田美寿々はインスタグラムで「人生最大の幸せの日」と投稿。「サントリーレディース最終日、念願叶って宮里藍さんとペアリング。本当に夢のようでした」と振り返った。
さらに「ワガママ言っていただいたボール。メッセージまで書いてもらえてわたしは幸せ者です」と記し、「みっすーありがとう!! 2017.6.11」と言葉の入った宮里のサインボールの写真を掲載。「今日という日を忘れません」とつづった。
ハッシュタグに「朝からど緊張」「ほんとうにほんとうに幸せだった」「神様に感謝」「念ずれば叶う」などと憧れの人とのプレーしたことの感動の大きさを表現していた。
宮里と同じようにアマチュア時代にツアー優勝した勝みなみは、この日の本人のスピーチ前に号泣するほど、想いが強かった。
インスタグラムには「本当に藍さんは偉大です」「ずっと憧れの人」「ずっとずっと大好きです」とつづった。さらに「2ショット撮ってもらった」「少しでも近づきたい」「そのために頑張る」とハッシュタグをつけ、宮里と肩を組み、ピースサインを見せる2ショット写真を掲載している。
最終日には米ツアー参戦前最後の国内戦で9000人以上のファンが詰めかけた。しかし、偉大な背中を見てきた後輩ゴルファーたちも、その存在はとてつもなく大きかったようだ。爽やかな笑顔と感動を残し、宮里は米国に渡る。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer