佐々木朗希は3回0封デビュー! 剛速球&宝刀スプリットで5奪三振、米記者も喝采「凄い」「シャープだ」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたレッズとのオープン戦で、5回からドジャース移籍後初登板。46球で3回2安打無失点、5奪三振、2四死球と結果を残した。制球の乱れもありながら160キロに迫る剛速球を連発。低めに落ちるスプリットも冴え、米メディアからも喝采が上がった。

レッズ相手にオープン戦初登板
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたレッズとのオープン戦で、5回からドジャース移籍後初登板。46球で3回2安打無失点、5奪三振、2四死球と結果を残した。制球の乱れもありながら160キロに迫る剛速球を連発。低めに落ちるスプリットも冴え、米メディアからも喝采が上がった。
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1-2の5回、佐々木は先発した山本由伸投手のあと、2番手としてマウンドへ。オープン戦初登板で観客から大歓声を浴びた。初球から99.2マイル(約160キロ)を投じ、1球で遊ゴロに仕留め初のアウトを奪取。2人目に安打を許し、続く打者も死球で出すも、低めの変化球で2者連続奪三振。ピンチを切り抜けた。
2イニング目は先頭のデラクルーズに左翼線二塁打を打たれる。その後は見逃し三振、中飛、四球と続き、2死一、二塁で7番マルテと対戦。暴投でそれぞれ走者を進めたが、一邪飛に打ち取って無失点だった。
7回もマウンドに上がり、先頭打者を低めに沈む変化球で空振り三振。2死走者なしからジョージに右翼ポール際へ大飛球を打たれるも、これはファウル。最後は低め変化球で空振り三振に仕留め、この日初めての3者凡退となった。
この試合には「1番・DH」で大谷翔平も出場。ドジャースの日本人トリオがそろい踏みとなった。佐々木は1月にドジャースとマイナー契約。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者のXによると、契約金は650万ドル(約10億1600万円=当時)だという。
好投には米メディアも即反応。X上では米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者が鋭く落ちたスプリットについて「このスプリットの深さよ。いやぁ凄い。3月上旬にこんな球と勝負しなきゃいけないなんてフェアじゃない」と舌を巻いていた。さらに米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「OP戦でのドジャース初登板でロウキ・ササキはシャープに見えた」と反応した。
ハリス記者は「デーブ・ロバーツ監督は今日、今のところキャンプでのササキの球速にチームは満足していると話していた。初球に99.2マイルを投じた」と評判通りの球速に着目していた。
(THE ANSWER編集部)