紀平梨花、SP5位から大逆転へ 米記者もゲキ「女王としてカムバックしなければ」
フィギュアスケートの四大陸選手権は7日(日本時間8日)、女子ショートプログラム(SP)で、グランプリ(GP)ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)は68.85点で5位発進。冒頭のトリプルアクセルがシングルアクセルとなり窮地に立たされたが、その後は踏ん張って首位のブレイディ・テネル(米国)とは5点差。十分にフリーで逆転可能な差だ。米記者も「再び女王としてカムバックしなければならない」とゲキを飛ばしている。
紀平は冒頭のジャンプに失敗し5位発進
フィギュアスケートの四大陸選手権は7日(日本時間8日)、女子ショートプログラム(SP)で、グランプリ(GP)ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)は68.85点で5位発進。冒頭のトリプルアクセルがシングルアクセルとなったが、その後は踏ん張って首位のブレイディ・テネル(米国)とは5点差。十分にフリーで逆転可能な差だ。米記者も「再び女王としてカムバックしなければならない」とゲキを飛ばしている。
左手薬指のアクシデントを抱えながらの演技。冒頭のトリプルアクセルがシングルアクセルになってしまい、痛恨の0点に。それでもその後の3回転フリップ―3回転トウループのコンビネーションは決め、後半の3回転ルッツも綺麗に降りた。
なんとか踏みとどまった形の紀平に対し、米国のジャッキー・ウォン記者は速報でツイート。「始めのアクセルが抜けてしまったが、残りのプログラムでは調子を取り戻していった。しかし、テーブル上では8ポイントの減点で、60点台の後半だろう。2位? 3位? 4位?」と得点と順位を予想した。
さらに順位が決まった後には「リカ・キヒラは再び女王としてカムバックしなければならない」とフリーでの巻き返しに期待した。
昨年のGPシリーズNHK杯ではSP5位発進だったが、フリーで154.72点を記録し、鮮やかな逆転優勝を遂げた。再現を狙って、フリーの舞台に立つ。
(THE ANSWER編集部)