「ついに…寂しい」「頼りになった」 国民栄誉賞アスリートの引退報告に労いの声「偉大な功労者」
サッカー元女子日本代表(なでしこジャパン)FWで2011年ドイツ女子W杯優勝メンバーの37歳、永里優季が3日、自身のSNSなどで現役引退を発表した。日本女子サッカーを牽引してきた“エース”の引退にX上のファンもしんみり。「ついにその時が来たか」「頼りになるストライカーだった」など称賛や感謝、労いの声が上がっている。

自身のSNSなどで発表
サッカー元女子日本代表(なでしこジャパン)FWで2011年ドイツ女子W杯優勝メンバーの37歳、永里優季が3日、自身のSNSなどで現役引退を発表した。日本女子サッカーを牽引してきた“エース”の引退にX上のファンもしんみり。「ついにその時が来たか」「頼りになるストライカーだった」など称賛や感謝、労いの声が上がっている。
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永里は「この度、プロサッカー選手永里優季としての章を閉じることにしました。何一つとして後悔はありません。最高のサッカー人生でした」などと公式サイトに記し、区切りをつけたこと発表。自身のインスタグラムには「Thank you football 2002-2025」と記し、日テレ・ベレーザやなでしこジャパンなど、これまでプレーしてきたクラブでのユニホーム姿の写真を並べた画像を公開した。
東日本大震災直後に行われた2011年のドイツ女子W杯で初優勝。翌2012年ロンドン五輪でも銀メダルと、なでしこジャパンの主力として多くのファンに親しまれた永里。X上には「日本女子サッカーの偉大な功労者の一人 長い間お疲れさまでした」「ついに引退かー、寂しい」「頼りになるストライカーだったな」「しばらくはゆっくりしてください(しなさそうw)」「偉大なキャリアと日本女子サッカーへの貢献に感謝」「ついにその時が来たか、という感じ」「なでしこの監督として戻ってきてほしい」といった惜別の声があふれた。
永里は15歳だった2002年に日テレ・ベレーザでデビュー。2010年にはドイツ・ポツダムに移籍し日本人史上初のUEFA女子チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。その後は英国、米国、オーストラリアのクラブでもプレー。2020年には男子チームのはやぶさイレブン(当時神奈川県リーグ2)にレンタル加入し、日本で初めて男子チーム(第1種)にプロ登録された女子選手となった。その後は米国を主戦場とし、2024年からヒューストン・ダッシュに在籍していた。
日本女子代表には16歳だった2004年に初出場を果たし、国際Aマッチ通算132試合の出場で58得点を記録。ドイツW杯優勝後の8月にはなでしこジャパンのメンバーとして国民栄誉賞を受賞した。
(THE ANSWER編集部)