なぜ、彼は背中を向けたのか “禁断のKO”に激怒ファン乱入「衝撃かつ恐怖の幕引き」
フランス・パリで行われたキックボクシングで“謎のKO劇”が発生。背中を向けた相手を不意打ちの一発で沈めたが、“禁断”の攻撃に激怒したファンがリング上に乱入し、勝者に襲い掛かる事態となった。米USAトゥデーが「衝撃かつ恐怖の幕引き」と動画付きで紹介。世にも奇妙なKOに、ファンの間でも「一体、何が起こっているんだ」と波紋を呼んでいる。
世にも奇妙なKO劇…背中向けた選手が卒倒、ファン波紋「一体何が起こった…」
フランス・パリで行われたキックボクシングで“謎のKO劇”が発生。背中を向けた相手を不意打ちの一発で沈めたが、“禁断”の攻撃に激怒したファンがリング上に乱入し、勝者に襲い掛かる事態となった。米USAトゥデーが「衝撃かつ恐怖の幕引き」と動画付きで紹介。世にも奇妙なKOに、ファンの間でも「一体、何が起こっているんだ」と波紋を呼んでいる。
問題となったのは、10日に行われたキックボクシング「Glory 42」のマーセル・グローエンハート対ハルト・グレゴリアンの一戦だった。
「衝撃かつ恐怖の幕引きとなった」
こう紹介した記事によると、第2ラウンド、残り2分44秒。グローエンハートは顔面を狙って強烈な左膝蹴りを繰り出した。これはガードされたように見えたが、相手のグレゴリアンは背中を向け、コーナーに下がるような仕草を見せた。次の瞬間だった。
グローエンハートは背後から顔面に向かって強烈な右パンチを見舞った。完全に意表を突かれ、ノーガードだったグレゴリアンは仰向けにリングに倒れ込んだ。意識を失った様子で瞳孔が開き、テクニカルノックアウトが宣告された。
なぜ、試合中に背中を見せたのかは定かではないが、これを容赦なく打ち込み、勝利したグローエンハートは自コーナーに上り、ガッツポーズを披露。しかし、“禁断”のKO劇は、これで終わらなかった。