米メディアのインタビューに登場

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が今季の復活を誓った。米メディアのインタビューで大谷のワールドシリーズ（WS）制覇に「見るのは辛い」と吐露。それでも「いまだに最高の選手だと感じている」と自信を示した。

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　米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式Xは1日（日本時間2日）、トラウトのインタビュー音声を公開。トラウトは今季について「自分自身の現在地は分かっている。グラウンドに出れば、いまだに最高の選手だと感じている。試合に出場しないとね。楽しんでプレーすることだ」と意気込んだ。

　若手主体でチームの再構築を図っているエンゼルス。トラウトはベテランとしての役割について聞かれると、「球場に来て自分の仕事をやるのみさ。ハードワークしてね」と説明。「ロンも言っている通り、チームには学ぼうとする姿勢を持った若手が多くいる。たくさん質問してくるよ。今のところ良い感じだよ」と語った。

　トラウトは2月28日（日本時間3月1日）、米専門局「MLBネットワーク」公式Xが公開した動画内で、大谷について言及。ドジャース移籍1年目でWS制覇を果たした盟友に「チームを去った選手がWSを制覇するのを見るのはいつだって辛いものだよ」と本音をポロリ。それでも「でも彼のことを嬉しく思っているよ。彼が球界にもたらしていることは凄まじい。彼を見るのは楽しいしね。それは間違いないだろう」と笑みを浮かべた。

　米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が今オフに発表した「2025年シーズンMLB最悪の契約10選」で1位に選ばれたトラウト。負傷に悩まされ、直近4シーズンで648試合のうち266試合しか出場していない。MLB公式サイトによると、2030年までの大型契約は年俸換算で3710万ドル（約57億2000万円）。オープン戦ではここまで5試合に出場して打率.375と好調を維持しているだけに、MVP男の復活に期待がかかる。