スポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」で槙野智章氏が太鼓判

　サッカー女子日本代表（なでしこジャパン）の19歳MFを、元男子日本代表が絶賛している。世界にも衝撃を与えた“30メートル弾”に「男子サッカーでも入るんじゃないですか？」と絶賛した。

【PR】2025年9月、世界陸上が東京にやってくる　田中希実が語るその魅力「たくさんの『好き』が詰まった大会」

　新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」は2日、スポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」を放送。話題になったのは日本時間2月28日まで行われたサッカー女子の国際大会「シービリーブス杯」で優勝した、なでしこジャパンの19歳谷川萌々子（バイエルン・ミュンヘン）だった。

　2月23日（日本時間24日）に行われたコロンビア戦。開始早々に中盤でボールを奪った谷川は、中央左の遠い位置から左足を一閃。飛びつこうとしたGKの手も届かず、ボールはゴール右隅に突き刺さった。開始から約18秒で生まれた“30メートル弾”。その衝撃は海外まで広がった。

　VTRでこの映像が公開されると、番組のメインコメンテーターを務める元男子日本代表の槙野智章氏は「いや、これすごい。まず打とうと思わないっすよね」と衝撃を受けた様子。「右利きの選手だけど、打つ前の持ち出しは左の斜めで、ゴールから遠い位置に置いている。そこから反対サイドに持っていける内転筋の力がめちゃくちゃ強い」と分析した。

　さらに「これは女子サッカーで決めているけど、男子サッカーでも入るんじゃないですか？」と絶賛。「今までにいないタイプ。あの位置からシュートを決められる選手っていうのはそういない」と太鼓判を押した。

　谷川は、昨年のパリ五輪ブラジル戦でも衝撃のロングシュートを決め脚光を浴びた今、話題の選手。今年1月にバイエルンに加入したばかりで更なる成長に目が離せない。