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世界戦の“ダウン疑惑”が物議 膝つく仕草の防衛デービス「グリースで目が焼けた」主張もブーイング

ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが1日(日本時間2日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズセンターで開催され、王者ガーボンタ・デービスが挑戦者でWBA世界スーパーフェザー級王者のラモント・ローチ(ともに米国)と対戦。判定にもつれ込み、デービスの1-0(115-113、114-114×2)でドローとなった。プロ31戦目で初めての引き分け。“ダウン疑惑”のシーンもあったが、本人はヘアグリースが原因だったと主張している。

WBA世界ライト級タイトルマッチ、ラモント・ローチ(右)と対戦したガーボンタ・デービス【写真:Getty Images】
WBA世界ライト級タイトルマッチ、ラモント・ローチ(右)と対戦したガーボンタ・デービス【写真:Getty Images】

WBA世界ライト級タイトルマッチ

 ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが1日(日本時間2日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズセンターで開催され、王者ガーボンタ・デービスが挑戦者でWBA世界スーパーフェザー級王者のラモント・ローチ(ともに米国)と対戦。判定にもつれ込み、デービスの1-0(115-113、114-114×2)でドローとなった。プロ31戦目で初めての引き分け。“ダウン疑惑”のシーンもあったが、本人はヘアグリースが原因だったと主張している。

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 9回だった。デービスが突如戦いをやめ、セコンドにタオルで顔を拭かれるシーンも。膝をつくような仕草もあり観客は騒然となったが、ダウンはなくそのまま試合続行となった。

 判定の結果ドローで防衛となったが、この“ダウン疑惑”についてはリングインタビューでも質問された。WOWOWの中継でも放送され、デービスは「俺は2日前に髪を切ったばかりなんだ。そこで彼女(美容師)がヘアグリースを付けたんだが……分かるだろ、髪が(汗で)濡れたときそれが顔まで落ちてきて、目が焼けたんだ」と説明した。

 場内からはブーイングも沸き起こったが、デービスは「なんでブーイングするんだよ? これが事実なんだ。髪を見てくれ。落ちてきてるだろ」と主張。英紙「ザ・ガーディアン」によると、ローチは「あれはノックダウンだったはずだ。あれがノックダウンだったら俺の勝利だ。彼は目にグリースが入ったと言っているが、膝をついて審判がカウントを始めたらそれはノックダウンになるはずだ。それが現実だ」と反論していた。

(THE ANSWER編集部)


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